【アベンジャーズ】から学んだ本音と絆について
参照:https://youtu.be/GzGCh4mVZG4
作品情報
上映時間 | 143分 |
監督 | ジョス・ウェドン |
原作 | スタン・リー ジャック・カービー |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
公開日 | 2012年 |
出演者 | ロバート・ダウニー・Jrクリス・エヴァンス
マーク・ラファロ クリス・ヘムズワース ジェレミー・レナー スカーレット・ヨハンソン サミュエル・L・ジャクソン クラーク・グレッグ コビー・スマルダーズ トム・ヒドルストン |
こんにちは!オーサムです。
今回ご紹介する映画は、『アベンジャーズ』です。
本作の続編である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が7月4日(土)に公開されました。
本当は公開初日に観に行く予定でしたが、友人から突然のキャンセルに合い観に行けなくなりました。(T_T)(急遽、どうしても外せない用事があるとのことで。)
公開前夜なんて、ボルテージが最高潮に達していて、なかなか寝付けない状態でしたが。
友人にまんまとやられました。(つд⊂)
が、7月5日(日)は確実に観に行けることを話していたので、1日遅れということでなんとか私も平静を保つことができました。
それに予習も兼ねて『アベンジャーズ』を観る機会も得られましたし。
前向きに考えれば、結果オーライです。
では今からは、アベンジャーズを観た感想について書いていきます。
誰がなんと言おうと、とにかく面白い!
実はわたくし、アベンジャーズは過去に4回ほど観ています。
だから何?と思うかもしれませんが、本作はそれほど面白いとです。
人によっては4回も観たら飽きてしまう、という意見も出てくるかと思います。
でも、私は4回とも飽きずに観れました。(ちなみに、4回連続で観たわけではありません。)
というのも、本作は真剣に戦うヒーロー映画と見せかけて、ギャグの要素が随所に散りばめられているからです。
このギャグ要素がたまらなく面白いとです。
たとえば、本作のストーリーの構成なんて、観終わってビックリ!
これって「マイティー・ソー」の要素が強くないか?と思うわけです。
だってですよ。ストーリーの構成を簡潔に述べると、
1番「ソーの弟で悪役であるロキが、四次元キューブを奪う」
2番「その後、時空の扉を開いて悪の軍団を呼び寄せる」
3番「ケンカをしながらも、仲直りをしたアベンジャーズが一致団結して悪の軍団をやっつける」
という流れになっています。
これってただ単に、「兄弟喧嘩に巻き込まれたヒーローたち」という見方ができるわけです。
約2億2,000万ドル(日本円で約252億8,700万円)という莫大な制作費をかけた割には、ストーリーのほうは案外素っ気ない作りになっていて。
アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ホークアイ、ブラック・ウィドウの6名を集めた映画にしては、個人的にもったいなかったなぁと感じます。
しかしこれはもう、「製作会社のマーベルさん、これってギャグですか?」、と思わずツッコミを入れたくなるほどのレベルで。
良くも悪くも、そのことに面白さを感じた笑いの浅い私です。
で、それから、悪役のロキなんですが。
彼のやられっぷりを見てると面白さを通り越して、もはやかわいそうとしか言いようがありませんでした。
クライマックスに差し掛かるシーンで、怒り狂ったハルクに足首を掴まれ床に叩きつけられてギブアップというオチには、いちを神なんですからもう少し頑張ってくださいよ!と、エールすら送りたくなりました。
今まで色んな映画を観てきましたが、悪役があそこまで見事にけちょんけちょんにされる作品はみたことがありません。
ここまでくると、もう度を超えたアクション・ギャグムービーであるとしかいいようがありませんね。
マーベルのキャラクターのなかでも、ロキのファンも多いと聞きますから、あの展開でハルクは世の女性ファンを敵に回したかもですね。
さて、本作の全体的な評価に移りますが、私みたいにマーベル作品に思い入れのある方にとっては、ストーリー内容が素っ気なくても十分楽しめる作品です。
しかし逆に、思い入れのない方にとっては、ただの娯楽映画でつまらないと感じてしまうかもしれません。
「ダークナイト」のようにストーリーの内容に深みが一切ないですし、あくまでもお祭りムービーとして観るぶんにはいいかなぁと思います。
なので、「ひねりのあるストーリー」や「深い人間ドラマ」を求める人には向きませんので、くれぐれも観ないほうがいいです。
では続いては、アベンジャーズメンバーの特徴や能力、個人のスペック等について紹介します。
また、アベンジャーズがどのような経緯で結成したのか、その点の説明をまずはじめに行いたいと思います。
学べたこと
素っ気ないストーリーでも、学べたことはあります。
それは「本音でぶつかり合うからこそ、チームの絆は深まる」ということです。
それぞれのヒーローを観てると、個性の強いヒーローが集まったただの軍団じゃないか、と思うことがあります。
なかでもアイアンマンのトニー・スタークの個性の強さには、あなたピーターパン症候群ですか?と疑いたくなるほど超わがままです。
その性格が原因で、ソーやキャップ(キャプテン・アメリカ)ともよくぶつかりますし。
今回も、自己中のアイアンマンと、身勝手でやんちゃなソー、それに正義感が強くある意味頭の固いキャップの3人で、本気でケンカをはじめちゃいました。
子供じゃなんだから話し合いで解決できないものか、そう思った矢先にケンカの仲裁に入ってきたのは、アベンジャーズのかなでは比較的落ち着いた性格のホークアイです。
彼がいなかったら、どうなっていたか…。
アベンジャーズのメンバーで決まってケンカをするのはこの3人ですが、個性の強い者が団結をすると、その強さは世界一の名に相応しい働きをします。
これって、実社会でも同じことが言えることに気づいた私。
会社で人間観察をすると決まって嫌われるタイプってのは、自己主張の強い人や個性の強い人に多いような気がします。
が、その反面、そういう人に限って仕事がよくできます。
なんだろう、自分のなかに一本の芯があるというか、揺るぎない精神力の持ち主って感じです。
自分の信念を貫き通しているからこそ、同じような傾向の人間はお互いぶつかり合いますし、似た者同士なのでお互いを嫌っていることも珍しくありません。
しかしそういう人たちがチームとして機能することで、最高の仕事力を発揮し最大の結果を残します。
しかも仕事のスピードも、うん十倍と早くなります。
アベンジャーズのメンバーを、会社のスタッフに照り合わせてみる私。
誰がどのような役割を担っているのか、業務と責任を明確してチームが団結して一つの目標へ向い結果を残すためにも、チームの絆というのは大いに大切であることだと思いました。
そのためには、遠慮なく常に本音でぶつかり合うこと。
このことを意識しながら働いていけたら、もっと素晴らしい仕事ができるのではないかと改めて学ぶことができました。
アベンジャーズのメンバーを紹介
本作に登場する、アベンジャーズのメンバーについて紹介してます。
アイアンマン
巨大軍事企業『スターク・インダストリー』CEO(経営最高責任者)であり、天才発明家。自ら開発したアークリアクターと鋼鉄製のパワードスーツを着用して、高度な戦闘能力を持つハイテクスーパーヒーロー、アイアンマンとして日夜悪と戦う。
本名 | アンソニー・“トニー”・スターク |
本拠地 | スターク・タワー |
出身地 | ニューヨーク |
身長 | 185センチ、アーマー装着時は198センチ |
体重 | 102.06キログラム(アーマー装着時は192.78キログラム) |
能力 | アイアンマンの標準型アーマーは、優れた腕力・スピード・飛行能力を誇っている。両手にはリパルサー・ビーム、胸にはユニ・ビームを搭載している。特殊な用途に応じて、複数のタイプのアーマーが存在している。 |
キャプテン・アメリカ
70年の眠りから覚めた超人ソルジャー。強い愛国心と驚異の身体能力を備える。第二次世界大戦中に行われた米陸軍の極秘実験<スーパーソルジャー計画>に志願し、スーパーソルジャーとなる。
実験段階の超血清を注入されたロジャースは耐久力、腕力そして反応速度が高められた。さらに訓練と破壊不能なヴィブラニウムのシールドを持って、ロジャースはほどなく国家究極の武器、キャプテン・アメリカとなった。
その後第2次大戦末期、終戦も近い頃に一度氷の中に閉じ込められるも、何十年も後に発見され現代に蘇った。
本名 | スティーブ・ロジャース |
本拠地 | ニューヨーク |
出身地 | ニューヨーク |
身長 | 187.9センチ |
体重 | 99.7キログラム |
能力 | キャプテン・アメリカは、人間の身体能力を極限まで高めた存在。ボクシングの達人で、柔道をはじめとするほかの格闘技の訓練も受けている。超人血清のおかげで、驚異的な耐久力も持っている。 |
ソー
地球から遠く離れた神の国アスガルドからやってきた最強の戦士。雷神の異名をとり、素手でハルクと戦えるほどの怪力の持ち主。
腕力、耐久力そして、戦いへの飽くなき冒険心はアスガルドのどの同胞よりも強い。強大なソーは魔力を宿したウルのハンマー、ムジョルニアを振るい、雷と稲妻を自在に操る。
本名 | ソー・オーディンソン |
本拠地 | アスガルド |
身長 | 198センチ、175センチ(ブレイクの姿の時) |
体重 | 290.3キログラム |
能力 | 計り知れない腕力と耐久力の持ち主であり、雷を操ることができる。ムジョルニアを使えば、空を飛ぶことができ、異次元への扉を開くこともできる。 |
ハルク
天才科学者。ブルース・バナー博士が爆弾実験より少年を勇敢にも救ったとき、大量のガンマ線にさらされたことによりDNAに異変が起きる。極度の興奮や恐怖心にさいなまれると、凶暴な緑の巨人ハルクに変貌してしまう。
“ハルク”は人々を危険にさらす可能性があるために、国家権力から命を狙われることになる。
長い間、逃亡生活を余儀なくされたハルクは、ロキの陰謀によって破壊行動を繰り返す。他のヒーローたちによって止められ、アベンジャーズの一員となる。
本名 | ロバート・ブルース・バナー |
本拠地 | U.S.A. |
出身地 | オハイオ、デイトン |
身長 | 181.3センチ |
体重 | 58キログラム |
能力 | ハルクの腕力には、ほとんど限界はない。一回のジャンプで数キロを跳躍することができ、ケガをしてもすぐに回復する。 |
ホークアイ
地上最強の射手。特殊な超能力は持っていないが、史上最高のスナイパーとも言われる。神級の弓の使い手。様々な仕掛けを施した矢を状況によって使い分け、正確に放つことができる。
本名 | ホークアイ/クリントン・〝クリント”・バートン |
本拠地 | U.S.A. |
出身地 | アイオワ、ウェイバリー |
身長 | 190.5センチ |
体重 | 104.3キログラム |
能力 | 世界で最も偉大な射手。さまざまにトリックアローを使いこなし、どんな角度からも正確に矢を射ることができる。 |
ブラック・ウィドウ
高度な戦闘力と妖艶な美貌を持つ、世界最高のスパイ。その正体は元KGBのすご腕スパイにして超一流の暗殺者。特殊な超能力は持っていないが、優れた身体能力の持ち主であり、諜報・戦闘活動に必要な技能をすべて身に付けている。
本名 | ナタリア・”ナターシャ”・アリアノワ・ロマノフ |
本拠地 | U.S.A. |
出身地 | 旧U.S.S.R.、スターリングラード攻防戦 |
身長 | 173.7センチ |
体重 | 59.4キログラム |
能力 | オリンピックのアスリート並みの身体能力と回復能力、高度な格闘技・狙撃技術をもつ。手首のブレスレットには武器が、ベルトには爆薬が仕込んである。改良された超人血清のおかけで若さを保つ。 |
アベンジャーズはマーベルコミック各誌のキャラクターたちで結成されたスーパーヒーローチームで、オールスターチームと言うべき存在です。
1963年に結成され、メンバーはストーリーや時代に合わせて常に変遷しています。
よく混同されがちですが、スーパーマンやバットマンはDCコミックという違う会社のキャラクターになります。
日本のアニメと違ってアメコミというのは、ヒーローたちが同じ世界観に共存している特徴があります。
アベンジャーズ前に公開された作品は、
1.『アイアンマン』(2008)
2.『インクレディブル・ハルク』(2008)
3.『アイアンマン2』(2010)
4.『マイティ・ソー』(2011)
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
とありますが。
つまりそれぞれの活躍を描いたアメコミ作品は、映画アベンジャーズに繋がるためのシリーズであるということです。
その証拠にエンドロール後のオマケ映像には、次回作へと繋がる重要な映像が映し出されています。
映画を観終えたからといって、すぐに停止ボタンを押すのはよろしくありません。
最後の最後までしっかりと、見届けてあげてくださいね。
さいごに
映画アベンジャーズの続編、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が公開され、さっそく5日の日曜日に観てきましたが、スケールも映像もさらにパワーアップしていました。
感想については、後日ブログにアップしたいと思います。
とにかく、本作を含めマーベル・スタジオ作品は、誰がなんと言おうとめっちゃくちゃ面白い映画ばかりですから、気持ちが沈んでいるときなんかに観ると、活力をもらえる作品の一つです。
なかでも、マーベルヒーローが一堂に集まるアベンジャーズは、ファンでなくてもその凄さを実感すること間違いありません。
アベンジャーズをもう一度観たいという方は、Huluは7月6日までの期間限定配信で今はもう観れなくなっていますから、U-NEXTでどうぞ!
U-NEXTならポイント活用で、無料で視聴することも可能です。
・16日間無料で視聴したい方はこちら→動画を見るならU-NEXT
ちなみに
マーベル・スタジオ作品のほとんどには、エンドロール後のオマケ映像があります。
本作では、クライマックスでトニー・スタークが「シャワルマを食べたい」というセリフがありますが。
そのセリフが、オマケ映像のほうで実現しているわけです。
チタウリ軍団をやっつけた直後に全員で店に来た、という状況らしく、誰一人言葉を発しないシーンはとてもシュールです。
戦いが終わったヒーローの虚脱感をここまでリアルに表現するなんて、ぶっちゃけ一番笑いました。
もう、衝撃的すぎます。
シャワルマとは
オマケ映像でヒーローたちが食べていた「シャワルマ」ですが、気になったので調べてみたところ、どうも、中近東のファーストフードのようです。
薄くのばして焼いたナンのようなパンに、グリルしたチキンや羊の肉をスライスし、野菜やマヨネーズのような特製ソースと共に巻いて食べるのが一般的なんだそうです。
本作公開後には、シャワルマの売り上げが爆発的に伸び、ロサンゼルスのシャワルマを販売しているレストランでは、わずか数日で売れ行きが一気に80%もアップしたとこもあったみたいです。
すごい影響力ですよね。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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